脳のはなし

脳を計測すると心の状態がわかるの?

人と会って話す時は言葉だけではなく、相手の表情やしぐさ、声のトーンなど、多くの情報があります。会話する時には、相手の話す言葉とそれ以外のこれらの情報を総合して判断するので、脳全体が活発に働きます。

脳の中でも人に話しかけたり会話したりする時に活発に活動する領域の代表は、「背内側前頭前野(はいないそくぜんとうぜんや)」であることは、東北大学加齢医学研究所の研究で明らかになっています。「背内側前頭前野」は、コミュニケーションや共感、社会性などに他者の心を理解する働きに関係していることから、「心の脳」とも呼ばれている領域です。

脳の部位画像

東北大学加齢医学研究所では、「背内側前頭前野」が人と人とが理解しあって心の絆が生まれた時に、どのように脳が活動するかという研究が進められています。

実際に、会話している時の「背内側前頭前野」の血流を計測すると、会話の中で思いやったり共感が生まれたりするタイミングで、お互いの背内側の脳活動の波形の動きが同期するのだそう。

夫婦や親子、友人などと話していると、「本当にわかっているのかな?」「共感してくれている?」などということがありませんか?
例えば「脳活動センサー」を2台使って、家族とのコミュニケーションに役立てはいかがでしょう。

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