脳のはなし

午前中から脳を活発にさせるには良質な睡眠と朝ごはんが大事

脳には、活発に働く時間と働きが低下する時間があります。体のバイオリズムと同様に脳にも周期があるのです。

脳の司令塔である前頭前野がよく働くのは、午前中と言われています。午前中をピークに、午後からだんだんと下がり、夜になると午前中ほど活発に働かなくなります。そして午前4時頃に働きが最も低下すると、そこから再び脳は活発に活動しはじめます。このことから睡眠時間を削ってまで夜遅くまで仕事をしても、脳のバイオリズムに逆らっているため、能力があまり発揮できないということがわかります。

ただし、朝早く起きればいいというわけではなく、しっかり睡眠時間を確保し、深い良質な睡眠をとることは脳にとってとても大事です。

イメージ写真ノートと時計

毎日心身を使って仕事をしていると、脳や体は微細な炎症が続いている状態なので、こうした炎症のダメージを解消するのが、良質な睡眠なのです。

そして起床後は、しっかり朝ごはんを食べて睡眠明けの空腹状態になっている脳に必要なエネルギーであるブドウ糖や栄養素をチャージすることで、前頭前野は再び全力で働くことができるようになります。

良質な睡眠と朝ごはん抜きでは、脳のパフォーマンスが落ち、脳が活発に働く午前中を無駄にすることになるので注意しましょう。

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