脳のはなし

コロナ禍で気をつけたい脳の機能低下リスク

新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛や行動制限で、脳の機能低下が懸念されています。とくに高齢者は認知症や軽度認知症害(MCI)の進行につながる心配が言われています。また40代~の働く層からも、在宅勤務で1日じゅうなんとなく頭がすっきりしない、という声も聞かれます。

COVID-19

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐには、家にいることは大切です。しかし外出自粛や在宅勤務で、脳の機能の維持に大切な有酸素運動やコミュニケーションの機会が減っています。また自粛生活が長期化すると、これをきっかけに外出しない、運動しない習慣がつき、脳の衰えを加速させる恐れがあります。

日本認知症予防学会では、高齢者に対して、マスク着用やソーシャルディスタンスを保つなど感染予防をしたうえで、「1日30分程度体を動かす有酸素運動や体操」「趣味や読書など楽しい時間を持つこと」「家族との会話を楽しむ」ことを提案しています。

高齢者の家族がいる場合は、人の少ない場所での散歩に誘ったり、電話やテレビ通話などで頻繁に連絡したり、家でできる脳トレアプリや脳トレドリルをプレゼントしたり、脳によい生活環境づくりをサポートしましょう。

また働いている人も、自宅でできる有酸素運動をしたり、在宅勤務でも同僚とのコミュニケーション方法を工夫したり、流行りのオンライン飲み会をしたり、語学や資格取得を新たにチャレンジしたり、意識して、脳の機能を維持することを心がけてください。効果的に脳を鍛えるなら、1日5分、脳のパーソナルトレーニング「Active Brain CLUB」もおすすめです。

※ ご自身の脳についてもっと知りたい方は、川島隆太博士監修の「脳のはなし 6日間無料メール講座」の受講をおすすめします。

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