脳のはなし

運動不足はどう解消する?

外出自粛で、運動不足になっている人も多いのではないでしょうか。ジョギングや散歩などの運動は推奨されているものの、時間帯によって人が多く、感染リスクが高まるということもあり、外で思いっきり汗をかくことが難しくなっています。

そこでおすすめなのが、自宅でできる有酸素運動です。有酸素運動をすることで、脳の神経細胞の成長を促進する脳由来神経栄養因子(BDNF)という神経物質が分泌され、記憶を司る海馬の体積が萎縮しにくくなるということも証明されています。

自宅で有酸素運動を
  1. ハーフスクワット
    肩幅くらいに足を広げます。お尻を後ろに出すようにして、息を吐きながらゆっくりとしゃがみ、膝関節が90度曲がる中腰くらいのところで止めます。背中を丸めずに、膝がつま先より前に出ないように注意しましょう。息を吸いながら元の体勢に戻ります。最初は1セット20回を目標に、慣れたら少しずつ回数を増やします。

  2. もも上げ運動
    呼吸をしながら、大きめの足踏みの要領で、その場で腰骨の高さまで右足・左足交互に太ももを上げます。足を上げると同時に肩の高さまで腕を上げるのがポイント。左右30回を目標にしてみましょう。

回数をこなすと息が上がりますが、これは有酸素運動ができているというサインです。できれば、有酸素運動を毎日トータルで20〜30分くらいするのが理想。室内でできる運動で、運動不足を解消してみませんか。

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