脳のはなし

テレビやスマホの長時間視聴と利用に要注意!

家にいる時間が増えたことで、語学習得や資格取得を目指した学習を始めた、普段できない掃除や整理整頓をしているという声を聞く一方、これまで以上に増えたのがテレビやスマホの時間ではないでしょうか。

連続ドラマや海外ドラマの一気見やオンラインゲームなど、インターネットで探せば楽しい動画はたくさん見つけることができます。こんな時だからこそ楽しみたいという気持ちもわかりますが、注意したいのはテレビやスマホの長時間視聴です。

テレビ視聴のイメージ画像

テレビやスマホを見るというのは、受動的に何かを受け入れるという行為。脳は自ら何かをするということに対しては非常によく働きますが、外から来たものを受け入れるだけでは前頭前野に抑制がかかり、働かない状態になってしまいます。テレビを長時間視聴するということは、脳を使わない状態で長時間すごすということです。

特にテレビ視聴が長い傾向にある高齢者は、認知機能がさらに低下し、アルツハイマー型の認知症のリスクが高まるので注意が必要です。

一度、自分や家族のテレビやスマホの視聴時間をチェックしてみましょう。
スマホの使用時間が普段より増えているようなら、夜は手元近くに置かないようにしたり、スマホ利用の上限時間や利用できない時間を設定したり、SNSの通知を切ったりするなど使用頻度を減らす工夫が大事です。

テレビ視聴が多い場合は、テレビをつけっぱなしにしたりせずに、視聴番組と視聴時間を決めることが大切です。

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