脳のはなし

働き盛りも知的活動が大事

コロナ禍による外出自粛や在宅勤務が長引き、運動不足やコミュニケーション不足による脳の機能の衰えが懸念されます。

在宅勤務は、朝から晩までパソコンやスマホなどを使って仕事をすることが多く、自ずとルーチンや単調な業務が増えてしまいがちです。仕事をしているから前頭前野を使っていると思う方も多いでしょうが、メールの返信など、それほど考えずにできる業務の繰り返しでは、前頭前野があまり働いていない状態になっています。40〜50代の働き盛りとはいえ、こうした生活が続くことは、脳の機能の衰えにつながっていきます。

前頭前野は、単調な受け身の仕事より、主体的に積極的に考える仕事のほうが、より活発に働きます。脳の機能維持のためにも、たとえば情報収集のためにビジネス本を読み込んだり、次につながる新たな企画を作成したり、その企画をブラッシュアップするためにチームでミーティングをしたり、意識して脳をしっかり使う仕事を増やしましょう。

単調業務イメージ画像

また時間に余裕がある人は、資格取得や語学の勉強をしたり、経験したことのない趣味を始めたりするのも、前頭前野を刺激するのでおすすめです。コミュニケーションもできるオンライン英会話や、オンラインの習い事などもあるのでチャレンジしてみてはいかがでしょう。

在宅勤務中も前頭前野を鍛えて、外出自粛終了後の仕事にそなえてみませんか。

※ ご自身の脳についてもっと知りたい方は、川島隆太博士監修の「脳のはなし 6日間無料メール講座」の受講をおすすめします。

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