脳のはなし

英語の音読をすると、記憶力がアップ!

英語の音読が前頭前野を活性化させるだけでなく、英語の学習効果を高め記憶力をアップさせる効果もあることが東北大学加齢医学研究所の研究によりわかりました。

その研究は、大学生・大学院生、平均年齢40歳、平均年齢50歳のそれぞれの人を対象に2分間で英単語をいくつ覚えられるかをテストしたものです。

平均年齢50歳の人たちが覚えた単語数は平均10語でした。けれども、音読を1カ月続けた後には平均14語まで記憶できるようになったというのです。

明らかに記憶力がアップしていることがわかります。これは英語の音読をすると脳の記憶回路の働きがよくなることで、英語の単語が記憶として定着しやすくなると考えられています。

人の脳イメージイラスト

なぜなら英語の黙読(「見る」)や「聞く」だけでは、「見る」「話す」「聞く」を同時に使う音読ほど効果は上がらないからです。記憶を定着させるには同時にたくさんの脳の感覚情報を司る部位を使うことが大切ということがわかります。

さらに記憶力を高めるためには、英語の音読したことをノートに書き写すことだそうです。「書く」という動作が増えるので、より記憶に定着させるにはオススメの方法です。

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