脳のはなし

精神的なストレスが脳に与える影響とは

笑いは脳にいい影響を与えますが、その対極にある悲しみや怒り、イライラなどの精神的なストレスは、どのような影響をもたらすのでしょう。

ストレスは大きく分けると、肉体的な痛みと精神的な苦痛があります。うれしいことや楽しいことも外界から受け取る刺激としては、精神的なストレスになります。しかし一般的に痛みや嫌だという反応を起こすことを、狭義のストレスと指します。

人がストレスを感じている様子イメージ画像

嫌な気持ちになると脳のどの部分に影響を及ぼすかは、世界中で研究されていますが、まだすべてがわかっているわけではありません。特に精神的ストレスは、受け取り方が人によって違うため、実験するのが難しいといわれます。

解明されていることは、痛みなどの苦痛を伴う肉体的なストレスを与えた時は、前頭前野の内側あたりの血流が増え、精神的なストレスやうつ病は、同じ部位の血流が少なくなるということです。

現在、コロナ禍による不安や慣れない新しい生活様式による精神的なストレスを抱える人が増えています。ストレスが溜まるとちょっとしたことでイライラしたり、気持ちが沈みがちになったりするため、脳にとってもいいことはありません。

そこで精神的なストレスを解消し、脳を活性化するために自宅でできるオススメの趣味を紹介しましょう。楽器の演奏や歌うことは、楽しさもありますが脳にも非常によい影響を与えます。どの楽器の場合も、脳が活性化します。また新たな楽曲に挑戦している時ほど、前頭前野はより活発に働くことがわかっています。

自宅でも楽しめる楽器で、精神的なストレスを発散し、脳を活性化させてみませんか。

※ ご自身の脳についてもっと知りたい方は、川島隆太博士監修の「脳のはなし 6日間無料メール講座」の受講をおすすめします。

  • 脳活動と日常生活の関係性
  • 現在脳科学でわかっている事実
  • 効果的な脳の鍛え方

などを6日間にわたってメールでお伝えします。
ご登録はこちらから