脳のはなし

生活の中のデュアルタスクを心がけて脳活

「電話をしながらメモをとる」「会話をしながら食事をする」「歩きながら打ち合わせをする」といった、日常生活の中で同時にふたつ以上のことをする機会があります。

これをデュアルタスクといい、ひとつのことをするよりも、前頭前野を活発に働かせるのだそう。

けれども年齢を重ねると、若い頃にはできたことがいつのまにかこなせなくなっていきます。以前は歩きながら軽い打ち合わせができていたはずなのに、気づけば、立ち止まって話しているといった経験に身に覚えがありませんか。

これらの原因は、脳の衰えから同時にいくつも行うことが少しずつ難しくなるからだと考えられています。中高年以降は、なるべく意識してデュアルタスクを心がけることが大切です。

デュアルタスクは日常生活の中にたくさんあります。代表的なものに手順を考えならする料理があります。そのほか、テレビを見ながら洗濯物をたたむ、譜面を見ながら楽器を演奏する、しりとりをしながらウォーキングをするといったことでもOK。また計算も効果的なので、例えば100から7を引いていく引き算をしながらウォーキングするというのもオススメです。

デュアルタスクを生活の中にたくさん取り入れて、脳を活性化させましょう。

※ ご自身の脳についてもっと知りたい方は、川島隆太博士監修の「脳のはなし 6日間無料メール講座」の受講をおすすめします。

  • 脳活動と日常生活の関係性
  • 現在脳科学でわかっている事実
  • 効果的な脳の鍛え方

などを6日間にわたってメールでお伝えします。
ご登録はこちらから