脳のはなし

背外側前頭前野を鍛えて、脳のオンとオフの切り替えを料理で

コロナ禍の影響で在宅ワークが長くなり、生活にメリハリがなくなったという人もいるのではないでしょうか。自宅で仕事は誘惑も多く、会社よりもリラックスしてしまう人も多いのかもしれません。

リラックス状態の時の脳は活発に働いていないので、脳を切り替えて効率よく事をするには、記憶や意欲、判断など認知機能に関係する領域、背外側前頭前野を鍛えることが大切です。

手軽な方法として脳トレのアプリや計算ドリル、速音読などがありますが、料理に挑戦をするというのも背外側前頭前野を鍛えるにはオススメです。

料理は手順や時間配分、盛りつけを考えながら進めていくため、前頭前野を鍛え認知機能をアップすることは東北大学加齢医学研究所の研究などで広く知られています。さらに脳を鍛えるには週1、2回でいいので新しい料理に挑戦することがポイントです。

得意料理や手馴れた料理はほとんどが思い出す作業になるため、脳が活発に働かないことが実験でわかっていいます。それよりも短い時間でもレシピを覚えながら作業するというほうが、前頭前野が活発に働くといいます。

自宅で過ごす時間も増えたので、この機会に新しい料理レシピに挑戦して、背外側前頭前野を鍛えてみませんか。

※ ご自身の脳についてもっと知りたい方は、川島隆太博士監修の「脳のはなし 6日間無料メール講座」の受講をおすすめします。

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