脳のはなし

仕事のミスを劇的に減らす!注意力の鍛え方

書類の大事な内容を見落としたり、大事なプレゼンの資料に大きな誤りがあったり。自分としては、二度とミスが続かないように気を付けているのに、なぜかまた同じ失敗を繰り返してしまう……と悩んでいる人は少なくないでしょう。なぜ、このような注意能力の低下が起こるのでしょうか。

脳は、入ってきた情報を絶え間なく情報処理をしていますが、必要なときには重要なことのみに脳のリソースを集中させます。これが、「注意している状態」であり、この処理を行っているのが、脳の「前頭前野」という部位です。つまり、脳の前頭前野が活発であれば注意能力が高まり、低下すると注意能力も衰えてしまいます。

前頭前野の衰えから注意能力が衰えると、人の話が理解できず会話がうまくできなくなったり、もの覚えが悪くなったり、すぐに気が散ったりといったことが起こります。

前頭前野を活性化するのは、「読み・書き・計算」と、新しい刺激や体験です。また、人とどんどん会話することも効果的です。

もし、注意力の衰えを感じたら、次のような対策を行うことで注意能力を鍛えなおすことが可能です。すべて、前頭前野を活性化させる効果がある方法です。

  1. 1日15分間の百マス計算を習慣にする
  2. 新聞1ページ分、本1見開き分などをできるだけ早く音読する
  3. 楽器や絵画、スポーツなど、新しい趣味を始める
  4. 新しいコミュニティに参加して積極的に会話する

※ ご自身の脳についてもっと知りたい方は、川島隆太博士監修の「脳のはなし 6日間無料メール講座」の受講をおすすめします。

  • 脳活動と日常生活の関係性
  • 現在脳科学でわかっている事実
  • 効果的な脳の鍛え方

などを6日間にわたってメールでお伝えします。
ご登録はこちらから