脳のはなし

スマホが脳過労を引き起こし、記憶力や意欲が低下する

最近、スマホの使いすぎが原因で、脳に異常をきたす人が増えているという指摘が、医師や研究者からされています。

岐阜県でものわすれ外来を開設している、おくむらメモリークリニックでは、以前は高齢の患者がほとんどだったそうですが、ここ5年ほど前から30〜50代の患者が全体の約4割に増えたのだそうです。
この年代の記憶力の低下や意欲の低下は、いわゆる脳過労から血流が滞り、脳の機能が低下していると考えられています。

また東北大学がスマホでインターネットを長時間使う子どもたちの脳を調べたところ、脳全体をつなぐ神経線維の集まり「白質」の発達が遅れていることもわかっています。

スマホは本やテレビに比べて文字や映像などの情報量が多く、それが絶えず脳にインプットされ続けることで、脳がオーバーヒートを起こし、情報処理が追いつかなくなるというのです。
脳を元気に保つためには、スマホを使わずにいる時間を1日の中で作る工夫が必要なのかもしれません。

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