脳のはなし

脳の萎縮は生活習慣や趣味によって大きく変わる!

生活習慣によって脳の萎縮は変わってくると言われています。
脳が萎縮するというと、すぐに認知症を連想しますが、萎縮するからといってすぐに情報処理など脳の回転速度や記憶力、集中力が低下し、認知症になるわけではありません。

東北大学加齢医学研究所が行った「脳の萎縮の充実度と様々な生活習慣の関係」についての研究によると、日本人は趣味を持つことで前頭前野の萎縮を抑制するということがわかってきました。
趣味の中でも特に脳の健康を保つ効果があるのが、本を読んだり、絵を描いたり、美術館や博物館に行ったりするといった文化的な活動です。

さらに運動習慣も効果のあることがわかってきました。身体を動かすことは、おのずと有酸素運動につながります。この有酸素運動が、認知症予防、特にアルツハイマー病予防に有効だと証明されているのです。

寒くなると、外に出かけることが億劫になりがちですが、積極的に文化的な活動や運動をするように心がけましょう。

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