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「第9回 日本認知症予防学会 学術集会」に参加、発表しました。

2019年10月17日~20日に愛知県名古屋市で開催された「第9回 日本認知症予防学会 学術集会」で、新潟医療福祉大学の児玉直樹教授が、「脳トレドリルによるの機能改善効果の検討」と題して発表をされました。

これは、デイサービスに通所する高齢者の方に、3カ月間、「Active Brain CLUB」の「Brain Meter」で脳の活動を計り、脳活動をフィードバックしながら「脳トレドリル」を実施していただき、その結果の脳機能の改善効果を検討したものです。
結果、3カ月でMMSE(認知症スクリーニング検査)の改善が見られました。

児玉教授は、以下のように考察をまとめています。

  • 問題が解けた時の達成感や喜びが、脳機能を活性化するには大切である。
  • 3か月間の介入により、MMSE及び脳活動量は有意に高くなったため、脳機能の改善効果が認められた。
  • ニューロフィードバックにより、脳活動の可視化が可能であり、対象者及び職員のモチベーションが増加する。

また「Active Brain CLUB」の「脳トレ」を中心とした認知機能プログラムをデイサービスにテスト導入している事例なども展示いたしました。

<第9回 日本認知症予防学会 学術集会>
会期:2019年10月18日(金曜日)~20日(水曜日) 各日9時00分~18時00分
開催地:愛知県名古屋市
会場:名古屋国際会議場

詳細は日本認知症予防学会ホームページをご覧ください。