2020.09.25
脳のしくみ・年齢を重ねて落ちてくる脳機能はどう鍛える?
音読、計算、書写を続けることで、前頭前野を鍛えることができます。
何をしている時に脳のどの部分が働くといったような脳のしくみを理解しておくと、必要に応じた部位の訓練をすることができるのだそう。
例えば、聴覚はおもに側頭葉が担っているのですが、側頭葉を鍛えれば音を聞き分ける音の弁別能力が高くすることができるということです。バイオリンやピアノを習い続けていて音楽を聴く習慣が身についている人であれば、訓練次第で相対音感は身につけることは可能です。
また、地図を読んだり、ものの距離の遠近感を判断したりする空間認知能力は、頭頂葉が担っています。空間認知能力は、自動車を運転した時に危険を察知する力に役立つといわれているため、日常的に運転を運転する40、50代にとっては鍛えておきたい力です。
頭頂葉を活発に働かせるものにコンピュータゲームがあります。ゲームをする人は普通の人に比べ、空間情報の注意力が高いという研究発表があるほどです。ただ空間認知能力を鍛えるためにゲームするのは、脳の前頭前野の働きを休ませてしまうのでオススメできません。図形や文字が回転した時に同じかどうかを見分けるといった図形問題などを解くといいようです。
※ ご自身の脳についてもっと知りたい方は、川島隆太博士監修の「脳のはなし 6日間無料メール講座」の受講をおすすめします。
- 脳活動と日常生活の関係性
- 現在脳科学でわかっている事実
- 効果的な脳の鍛え方
などを6日間にわたってメールでお伝えします。
ご登録はこちらから