脳のはなし

記憶を定着させる睡眠法

学生時代には勉強した内容、社会人になってからは様々なスキルを覚え、定着させることが必要になってきます。ところが、年齢を重ねるほど新しいことを覚えることが難しくなってきた・・・と実感している方は多いことでしょう。その解決のためには、まず睡眠の見直しをしてみることをおすすめします。

昼間、学習したことを整理整頓して記憶に書き込む作業が行われるのは、睡眠中であることは広く知られていますね。そして、その書き込みがされるタイミングが、「レム睡眠」と呼ばれるときです。脳が深い休眠状態に入るときが「ノンレム睡眠」、対して、浅い休眠状態に入るときが、レム睡眠です。
この二つの睡眠状態は、睡眠中に交互に訪れます。だいたい、8時間の睡眠中にレム睡眠は6~7回起こるといわれています。

つまり、睡眠時間が短くなるほど、このレム睡眠が訪れる回数は減り、脳への書き込みタイミングもその分失われるということ。記憶力の衰えを感じている人は、それは老化のせいではなく、睡眠不足である可能性があります。

脳にたくさん詰め込みたいときほど、最低でも8時間寝て、脳の書き込みタイムをしっかり確保しましょう。

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