脳のはなし

15分の昼寝でリフレッシュ!

昼寝は、乳幼児や高齢者がするものだと思われがちです。けれども仕事の効率を上がることから、近年、企業でも昼寝タイムが取り入れられるようになりました。

また最近では、国内外の大学で昼寝をすると認知症の発症リスクが下がるといった研究発表がされるなど、さらに注目されています。

昼寝の効果についての国内の研究は、国立精神・神経医療研究センターの「昼寝時間と認知症発生リスク」についての調査があります。

30分未満の昼寝をする人は昼寝習慣がない人と比べ、認知症の発症率が1/7に減少したことが報告されています。また、昼寝の習慣のある人ほど、将来的に認知症になりにくいこともわかりました。

ただし、注意したいのが昼寝の時間です。昼寝が1時間以上になると、夜の睡眠を妨げるだけでなく、逆に認知症のリスクを高めてしまう恐れがあるのだそう。

昼寝は遅くとも午後3時くらいまでに30分未満が目安。寝すぎ予防のために、あまり部屋を暗くせず、ソファーなどに横たわるくらいにした方がいいようです。

日中、昼寝をするのが難しい働き盛り世代は、昼休みに15分ほど机にうつぶせになったり、目をつぶったまま椅子に座ったりするだけでもいいそうです。
将来の認知症予防のためにも、15分のお昼寝タイムを取り入れてみませんか。

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