脳のはなし

前向きな気持ちで勉強することが大事

大人になると記憶力が落ち、学生時代ほど勉強が捗らない原因を年齢のせいにしている人も多いのではないでしょうか。けれども本来、脳は好奇心旺盛で勉強のやる気に満ち溢れている器官です。大人の脳も新しいことを学べば学ぶほど、脳の情報伝達回路は発達し、脳の神経回路は増え続けるのだそう。

ただし勉強する時に気をつけたいのが、‘’嫌な気持ち‘’で勉強したり、“やらされ感“で勉強をしたりすることです。その理由は脳にストレスがかかるから。脳がストレスを感じると、ストレスホルモンを分泌し、記憶を司る海馬や前頭前野の働きを抑制してしまうため、かえって逆効果になってしまいます。

反対に、「好き」「楽しい」という気持ちで勉強すると、扁桃体と海馬の神経細胞のつながりが増してより活発になることで、記憶がより定着しやすくなるといいます。

とはいえ、勉強は「辛い」「嫌だ」という苦手意識を持つ人が多く、「忙しいから」「疲れたから明日から始めよう」などと理由をつけて、なかなか取りかかれないものです。

そんな時は、「夢を実現するため」「スキル(キャリア)アップするため」そのあとの楽しいことを想像するといったように、モチベーションが上がるような目的を持って取り組むことで、脳をやる気にさせるといいようです。

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